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合成香料の良さ 

香司として活動していて、

天然の香料の良さや魅力を力説することは多いのですが

 

実は

 

『合成香料にも良いところがある!!』

 

良いところ=利点 メリットがあることを

ふと考えてみたら・・

語りたくなりまして

 

 

天然香料と比較して、の内容になりますが

 

 

まず、

天然香材料に比べ

品質が一定しています。

 

 

 

天然香料の品質は、天候に左右されることが多く、

人の手を入れ、ある程度は一定に採取できるとはいえ、

人工的に栽培されたとしても、

今年の出来はいまいち、とか

採取量が少ない、とか

あります。

 

人間の知恵で、イツデモドコデモ・・同じものが手に入る

それは合成香料の大きな利点だと言えます。

 

なので、価格が一定です。

これも天然物よりも良い点です。

 

 

リーズナブルな値段で簡単に手に入る、

※安いから、簡単に手に入るから

は選ぶ理由になります。

 

 

 

 

お香の材料に限らず、採れる量が少ない、と

価格は上がります。

 

 

 

 

購入する側からすれば、買うときに値段が上がる可能性があります。

すぐに値段が上がらなくても、

創っている側の利益が減っていけば

いわゆる儲けが少なくなるので、、、、

そこで働いている従業員の方がいれば

お給料は上がらないか、上がりにくいですよね。

 

 

 

とはいえ、合成香料にも原料があり

自然と湧いてくるわけではなく、

作るために働いている人がいるので、

価格がずっと変わらない、というわけではないですけど。

 

 

天然の香材料だけで

お線香や練香などの香製品を作ると・・

どうしても価格が高くなります。


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天然にこだわり創ることが多いのですが

高価過ぎて、使えない(買えない!)と

なってしまうと本来の目的とは

違ってしまう、、今は創意工夫中です。

 

 

 

品質が一定しているということは

作る側としては、すごく有り難いです。

 

 

今年の甘松は、全然匂いがしない

とか

白檀の香りが薄い

とか

 

それがあるから調合が面白い!

と思う反面。

 

そのコツを掴むまで、同じ分量を入れているのに

違う香りが出来た、、とか

 

 

そういうムラがなくなります。

出来上がりは不純物が特に少ない状態です。

 


 

 

品質の差を考慮しなくてもいいので

初心者でも使いやすいです。

 

 

香りには、深み

という表現があります。

 

 

 

合成香料は、不純物が少ない=雑味がない、、

複雑な香りにはなりにくいので、深みはでにくい(でない)

と考えてもいいと思います。

 


 

本格的に和の御香を学ぶまで

合成香料のみで作った香りででも

いい香り、と感じることが有りましたが

今は、好みでつい深みを

求めてしまうので、合成香料のみではなく

天然香料をプラスすることが多いです。

 

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昔は、合成香料がなかった、

でも今はあります。


あっても使わない、とか

程よく付き合う、とか

 

 

『香り』の素材として

いい関係でいたい、と感じています。




 
 
 

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