枠を超えて、『粋』
- kiyokotsuyama
- 10月3日
- 読了時間: 2分
新しい塗香を紹介します。
この香りを調合したときに、ネーミングも決めました。
枠と書いて、”いき”とよみます。
古典の御香材料をベースにして、香りはどこか新しいニュアンスを感じる、
そんなイメージです。

仏教とともに中国大陸百済から御香は日本へ伝わりました。
その時の御香の役割は、仏教儀礼(ご供養など)や清めとして用いられていました。
調合技術が伝わって、自分たちで独自に御香の材料を混ぜ合わせ『香り』を作れるようになると『趣味・趣向』として愛好されます。
武士は、自分の家の香り、を持っていたと言われています。
徳川家康は、御香の最高級品である『伽羅』が大好きでお風呂上がりに、伽羅を衣服に焚きしめ、髪に塗っていたともされています。
当初、日本に伝わった『ご供養』に使う、という意味も持ちながら
その香りの幽玄さゆえ多くの人々から愛されていました。
明治時代、戦時中など一旦御香は下火になりますが
最近またまた・・・ブームとなっています。
海外から入ってきた『アロマテラピー』でも癒やしやリラックスという観点が大変注目されていて、香りといえば・・
日本人と馴染み深い御香。
今や『ご供養』だけでなく、枠を超えて愛されています。
実は、『枠』にはこれ以外にも、、想いがあります。

枠に囚われず、、
そう感じている間、『枠』は自分で創ってしまっているのではないだろうか?
と感じることが多々あります。
枠は目に見えず、人それぞれに感じるものです。
本当に感じずに自由にフラットであるとしたら
枠という言葉は使わないだろう、
『意識した瞬間、それはあなたの中に現れる』
もし、それが現れたとしても
『枠』はそれを超えて、超えて、超えて・・
あなたを思いもつかない場所へ連れて行ってくれる、、
それは、もっとあなたが生き生きする粋(いき)なところ!
かも??
少し大げさ過ぎ??
その想いを込めてお届けましす。



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